子宮内膜症の原因について

子宮内膜症の原因

子宮内膜症の原因については諸説あります。ダイオキシンとの関係や、人類の処刑年齢が早くなったことや、出産回数が減少したこととの関係などが指摘されていますが、本当のところはよくわかってはいません。

 

また子宮内膜症は、病気の進行度と患者さんの訴える症状は必ずしも一致しないのです。かなり進んでいても症状の全くない人もいれば、軽い子宮内膜症でも月経痛がとても強い人もいます。治療法も、病気の状態だけでなく、本人の苦痛の大きさも考慮されて選択されます。

 

さしあたって今現在何も困ることが無い、無症状の人には、将来病気が進行することが不妊になるかもしれないことを予防することが治療の目的となります。

 

一方月経痛なのに痛みに苦しんでいる人の場合はそれに加えて現在の痛みを取り除くことが治療の目的となります。

 

子宮内膜の発育を抑えるには、卵巣ホルモンの分泌を抑制して閉経状態を作る薬を半年間服用しますが、副作用として更年期障害のような症状が出ることがあります。痛みに苦しんでいた人は月経痛よりはましと受け止めますが、無症状だった人は、副作用がつらくて薬を中断することもあります。

 

痛みを抑えるためには、鎮痛剤、漢方薬、ピルなどが使われますが、これらは子宮内膜症の発育を抑える効果はない代わりに副作用も少ないので、長期間服用してもつらさはありません。

 

また子宮内膜症には、手術で治療する方法もあります。その場合、再発の可能性があっても子供を産めない可能性もあるので支給を残す方法を選ぶ人もいますが、残す分だけ再発の可能性が高くなります。

 

緊急というわけではないのですから、自分の状態がきちんと理解できるまで、納得して治療を受けることが大切です。開腹手術より負担の無いと言われる腹腔鏡下の手術でも「すぐに退院できる」という部分にとらわれず、手術の内容を理解してから受けましょう。